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成果主義について考えてみた。

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 を読んでみた。
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崩壊したと言っても成果主義は続いているんだろうな。キャリアなんとかって名前を変えて。知らないけど。

富士通における成果主義の導入とその形骸化における過程を書いた本。
著者が若いということもあり、管理職を無能呼ばわりしたり批判したりしている箇所がとても多い。富士通も大きな会社なので管理職全員がろくでなしという事はないと思うが、多分余程ひどい人を目の当たりにしていたのだろう。

富士通では半期ごとに目標を設定し、それが達成されたかどうかで評価を出すらしい。
目標は経営陣が決定した経営目標を事業部長クラスが事業目標に噛み砕き、さらにそれを本部長、部長、課長とそれぞれの長の単位で具体的な目標にブレイクダウンしていき、最終的に社員の目標を設定する、という仕組みになっているらしい。

で、富士通で問題になったのは、総務や人事といった目標を設定すること自体がナンセンスな部署にも成果主義を強要した事と、絶対評価のはずの評価が部署間の「調整」という名目で上下させられていた事と、課長や部長といった役職付きの人間の評価が非公開をいいことに形骸化していた点らしい。

ただ単に何も考えずに制度を導入したんじゃないのかな、と見えるし、実際そうだったんだろうけど、まるで既得権力がものを言う政治の世界のようですな。
結果として社員のモチベーションは下がり、業績も落ちる一方ということらしい。能力のある人の待遇を厚くしながら会社全体としては人件費をカットできる経営陣からすればいいことずくめのはずの制度が会社の足を大きく引っ張るとは他人事ながら痛ましいことです。

自分もまるで仕事ができないのに役職付いている人を見たことがあるし、仕事の内容を評価してほしいとは思うけど、成果主義を会社の機構に組み込む事や人を評価することは難しい、ということだろう。

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