松下とジャストシステムの特許訴訟について納得できる説明があった
亜沙美の父日記 - 松下vsジャストシステムの件について。と、亜沙美の父日記 - 松下vsジャストシステムの件について(その2)を受けて、
重要な問題は
これが知財バトルの常識だ。という発言は理解できるが。しかし、それが常識だとしたら。知財バトルというのが、ものすごい世間的・常識的な概念からかけ離れていることをあらわしていると思う。
- 報道されている松下の特許は「発明」というにはあまりにも初歩的過ぎて、他社製品を販売停止させる根拠が薄い(ように感じる)
- しかもWindowsのAPIを使っただけで、一太郎は該当部分を呼び出しているだけ
と発言している。
知的財産権を行使して会社の利益を守るのもいいが、そればかりが先行してしまうとソフトウェアを世間に出すときのハードルが無駄に上がって時間とコストばかりがかかって不毛だろう。という事を発言していて、多いに賛同できる。
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新聞(テレビは見ていないので知らない)では、ソフトウェアでも特許問題が争われるようになりましたねぇ先生、くらいの日和見的な物言いが多いが、これは開発者の顔が見えにくいが故の発言なのではないだろうか。
ハードの世界、ーと大雑把にまとめるのもなんだがー、は、製造の工程や成果物が目に見える形になるので、作業に関わっていない人でも大まかな作業内容を把握しやすいし、映像にもなりやすい。
一方のソフトウェア開発は成果物は形がないデータで、開発途中の作業風景と言えば、紛糾している打ち合わせか四六時中モニタを眺めているPG作業くらいで、端から見てもどのような作業をしているか分かりにくい。
そのため、「開発」という作業に実感を持てないまま発言しようとするため、開発者の苦労や苦悩や徹夜続きでもうたまらないですよいつかあのSE殴ってやるといった行動はどういった作業から発生するのかも理解できず、結果として、ジャストシステムは一太郎を作っているんだ、それを松下が訴えているらしいね、へー、という、遠い国の出来事のような論調になってしまうのではないだろうか。
「実感」なんて話になると感情の話なので、実際の出来事とは全関係ない話になってしまったが、政府が電子立国日本、なんてぶち上げる割には現状ではプログラマーは社会的地位が恐ろしく低くて適当な扱いを受けている気がするので。