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2004年第1四半期のアニメについてつらつらと

テレビは朝のNHKニュースと、夜のワールドビジネルサテライトと、深夜のアニメを見るためにあるものです。

というわけで、つらつらと。

サムライチャンプルー
番組の途中で放送局がフジテレビからBS-FUJIに変わったなんとも不幸なアニメ。監督の渡辺真一郎はカウボーイビバップの時も地上波ではいい思いしていない。
和風カウボーイビバップととらえればほぼ間違いないんだけど、前回よりもさらに1話完結の話が多かったせいで、シリーズ全体の流れが弱く、最後の話なんかはどうもとってつけたよう見えてしまった。やっぱり野球の話はやりすぎだよなぁ。

テルミンを操るミュージシャンとか、沖縄民謡を歌う若手といった変わったミュージシャンを積極的に音楽担当に起用するのは面白いが、どうも内輪だけで盛り上がっているように見えてしまうのは、やっぱりやり方まずいんだよなぁ。きっと。

という訳で、絵や音楽のクオリティは高かったけど、話としてはいまひとつだった。あ、オープニングは六本木ヒルズやヴィトンのアニメの演出を手がけた橋本カツヨこと細田守が演出しているので必見です。

巌窟王
デュマの小説を下敷きに前田真宏的世界が繰り広げられたアニメ。
GONZOのアニメって作画はいいけど話はションボリ、ってのが多かったけど、巌窟王はその辺がうまくかみ合っていてよかった。
色面の代わりにテクスチャーをつかったリッチな画面と、アニメ的なハッタリの利いた演出がよかった。あと、ポケモンショック以来無駄に厳しくなったアニメの表現チェックの中で、引き込まれそうなくらい麻薬的なエンディングを作ったソエジマヤスフミはすごいと思いました。

BECK
月刊マガジンで連載中のハロルド作石の漫画を原作にしたアニメ。
漫画では音のを逆手に取って「すごい声」とか「鳥肌モノの曲」が出てきていたのを、きちんとアーティストを起用して曲を作ったその丁寧な仕事っぷりは惚れますね。
若者群像青春ドラマとして演出されていたので、あまり強烈な個性の登場人物とか、世の中に見切りをつけたような人が出てこなかったのが好みの別れるところだと思う。僕はやや物足りないかな、と思った。

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