ワンソースマルチユースなHTMLについて
また否定的な話でアレですが。
Web標準のメリットとして「ひとつのHTMLでPCにも印刷にも携帯にも対応できる」という事が挙げられる場合があります。
その事自体には特に異論はありません。いちいちメディアごとにHTMLを用意するのはいろいろコストがかかりますからね。
ただ、印刷は基本的にPC向けの出力のハードコピーなのでまだ分かりますが、PCと携帯で同じHTMLを使い回すというのは、現在の携帯のブラウザではまだ無理があるような気がします。
ブラウザの画面の面積比が1:16くらいありますから、たとえCSSでレイアウトをいじれるにしても、PC向けに作成したページを携帯でみたとしたら、延々とスクロールされるページになります。
また、画像を使用していたら、携帯のブラウザではファイルの容量制限でみられない場合がほとんどでです。
なので、ワンソースマルチユースなHTMLは、技術的には可能かもしれませんが、現状はまだ環境が整っていないので有効ではないような気がします。
思想としては明快で合理的ではありますが、解像度・UIなどのメディアごとの特性を考えると、今の時点ではそれぞれのメディアごとにHTMLを起こした方が良いと思います。
追記(060707)
つらつら書いていたらこんな発言が。
現状はインフラ、ネットワークが非常に大きくなったり、携帯電話の端末自体も非常に高度化してくる中で、必ずしも加工が必要ではない。コンテンツがそのまま流通できるようなレベルに達している中で、我々のモバイルコンテンツの定義もすごく変わってきたというのが実情としてあります。
そうなんですか…。時代はすごい勢いでかわっているんですね…。