教育者と生徒と企業の間には深い断絶があるなぁ
と、池上学園長の話を読んで思いました。
なんだか話の前半から後半に移るときに話題が飛躍しているように見えますが、要約すると「本来校則で禁止されているはずに茶髪やピアスをしている人間は言う事を聞かない場合が多い。企業の採用担当者は茶髪やピアスそのものではなく、禁止されている事をあえてしている事を問題視する」という話です。
未だに外見で人を判断している「一流」の企業がある事自体が驚きですが、話としては一応筋が通っています。
「札幌で」「外見で人を判断する古い価値観の会社で」「正社員として働きたかったら」考えてみてもいいと思います。多分、ここでいう「一流」の企業とは、そのような条件の企業でしょう。
しかし、ここで大事なのは人を採用する人事側の事情やロジックを理解してそれに合致するように生徒や親御さんを誘導すればいいだけでの話で、茶髪やピアスを一方的に問題視する必要はないと思います。さらに「一流」の給与やフリーターの時給を持ち出して無駄に危機感をあおるのは蛇足に見えます。
これは、生徒が将来どのような職業に就きたいか考えさせた後に進路や業種に必要な条件を示し、その上でピアスや茶髪が問題になるのであれば指摘すれば良い事ではないでしょうか。生徒全員が「一流」の企業に入りたいと思っているとは到底考えられませんし、そこで進路の選択肢を提示するのが教育者の責任の一つではないでしょうか。
外見なんて、その場所のルールを理解できればあとは個人の判断に任せればいい話だと考えています。少なくとも自分の年代の価値観を一方的に他人に押し付ける話ではありません。
と、職場でほとんどスーツすら着ていなかった僕は思います。だってwebアプリの開発やデザインに必要ありませんから。