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web標準の日々に行ってきた。

もう一週間近くたってしまいましたが、行ってきました。
あと、一セッション話してきました。どこで、というのは色々書きづらいので、適当に察してください。

いろいろな人がいろいろなところで感想なりレポートを書かれているので、ざっくりと感想をば。

A1 WCAG 2.0:見えてきたアクセシビリティの新基準

植木 真(インフォアクシア)

もしうまくいけば、今年の9月にlast call working draftになるかもしれないWCAG2.0の概要と、JIS x 8341-3との相違点やWCAG2.0とのマッピングについての話でした。

基本的にはJIS X 8341-3はWCAG2.0に包括されるということなので、今後WCAG2.0が勧告されればアクセシビリティについてはWCAG2.0に則ってサービスなりコンテンツを作れば大丈夫、ということらしいです。

現状、WCAG1.0やJIS X 8341-3は四肢障害や聴覚や視覚などの感覚障害へのサポートを想定したものが多いのですが、今後は認知障害などのルール化しにくい部分もガイドラインに納めるということなので、そのようなガイドラインの必要性を問われるくらいにwebも生活のインフラになったのだなぁ、と実感しました。

X2 名前のウェブとXHTML文書のプロファイル

神崎 正英

「名前」という切り口でRDF、XHTML、CSSを語り、神崎さん謹製のmetaprofの紹介につなげる、というお話でした。
HTMLをメタ言語としてとらえる機会がここ最近なかったので参考になりました。HTMLの拡張と言えばidや暮らす属性かxmlnsしかないと思っていたのですが、プロファイルを使えばグローバルにあまりコストをかけずに拡張できるというのは知りませんでした。
なんとか仕事に繋げられないか思考中…。

A3 富士通の実践、アクセシビリティ/ユーザビリティ。そしてファインダビリティ

高橋 宏祐(富士通)

アクセシビリティに配慮したコーポレートサイトといえば富士通、というくらい日本では著名な富士通のwebサイトマスター、高橋さんのお話。
今回は子供向けコンテンツのユーザビリティとアクセシビリティについて、という、非常に珍しい事例の紹介でした。
「子供向けの玩具」とか「子供向けのテレビ番組」といえば、いかに興味を引いてもらえるかとか、親御さんがいかに安心して見せられるかとか、いかにお母さんに興味を引いてもらえるようなイケメン俳優を集めるかとkったコンテンツ部分がフォーカスされがちで、大体はそこに使い勝手なども含まれたりはしますが、webで、かつ、ユーザービリティという切り口で語られるのは珍しいので、興味深かったです。

A4 JIS X 8341-3最新動向 & Ajaxのアクセシビリティ

梅垣 正宏

ものすごいゆるい感じなのにいきなり高度な話が間に挟まったりする不思議なセッションでした。途中の動画でなぜかプロレスしている植木さんが登場していたし。
Ajaxは基本的にスクリーンリーダーなどでイベントを取得するのが難しいので、ブラウザ側での実装を想定したメタ言語(ARIA-Roles)を実装する事で対応できないか、という事と、実質日本ではほとんど取り組みがなされていない事を憂慮されていました。
アメリカでリハビリテーション法508条が施行されたように、日本でもアクセシビリティ関連の法案ができればもう少し何とかなるので頑張る、と話されていましたが、まさに頑張ってほしいです。
ここは他人任せではいけないところではありますが…。

U5 ゼロから考えるユーザー・エクスペリエンス概論 ~使いやすければいいの?~

小久保 浩大郎(ビジネス・アーキテクツ)

おなじみ小久保さんのセッション。マークアップエンジニアなのになぜかユーザーエクスペリエンストラックでのセッションです。
おおまかな「ユーザーエクスペリエンスって何?」って概論からそれをどう実作業に落とすか…、というところで時間切れになってしまったのが非常に残念でした。
自分もほぼ耳学問の分野だったので、聞いていて考え方が整理できてよかったです。
でも、あまりにもweb制作者や会社の実態とは慣れている事も多かったりするので、ここの分野を日本で語れる人はまだ少ないだろうなぁ…と思ったりもしました。
いまだに「ガワを作る人」って認識が(制作者の内部でも)多かったりしますからねぇ…。

M6 ソーシャルメディアが生み出すコンテンツ多層化と意味変化

樋口 進(シンクエージェント/IMJビジネスコンサルティング)

ソーシャルメディアの実態と各サービスの位置づけ、そしてそれを活かしたマーケティングの行い方についてのお話でした。
メモを会社に持っていってしまったので細かい話をできないのが悔しいところですが、ソーシャルメディアのコミュニティやトピックのコントロールは難しいけどやって然るべきところだなぁ、と思ったり。

まあ、普段関わる事が少ない分野なのであまり理解できなかったというのもあります。


そんな感じで、やはり各分野のエキスパートの方のお話は非常に勉強になるし、刺激になりました。
自分が結構同じ場所で足踏みしているというのも分ったところで、もっと精進したいと思います。

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