『ネットと家電のキャズムを超えろ!会議』に行ってきた
和蓮和尚が旗ふりをして行っているネット業界と家電業界の交流を目的にした会議に誘われたので行ってきました。以前に仕事でお世話になった方がいて、懐かしかったです。
今回のスピーカーはこの3人でした。
- ソニー 岡本直也氏
- メタキャスト 井上大輔氏
- UIEジャパン スズキ氏
ソニー 岡本直也氏
アプリキャストについての話を行っていました。
途中からの参加だったので、ほとんど聞けず…。もったいない。
テレビ画面に一部をプラットフォーム的に扱い、デベロッパーに解放するという考え方は、ネットではそれほど珍しくないですが、家電では社内の説得に相当時間がかかったような気がします。
これから面白くなりそうですね。
メタキャスト 井上大輔氏
テレビ放送(地上波ですね)にメタ情報を付与したり、そこからさらにユーザーが作ったコンテンツを展開させたりと、メタ情報を基軸に動画とネットの融合を図ろうとしたり、サービスを作り出そうとしていました。
テレビブログの中のコンテンツ「地上波トラックバック」は、担当者が番組を見ながら手動で入力されているとか。
僕ら的にはTAGIRIツールバーが馴染みありますね。
smilを地上波のコンテンツで作ろうとしているというところでしょうか。
これ、アクセシビリティ方面と連動とれると面白そうですね。
UIEジャパン スズキ氏
UIE engineの紹介でした。
5年ほど前のハードを持参されて、デモを行いました。
ファームウェアやUIを起動の度にダウンロードして構築し直すというのはなかなか大胆な発送で面白いですよね。ネットワーク環境が万全のシンクライアントと違い、種々の制約や条件がつく家電で実現しようとするのはハードルが高い気もしますが、非常にネット的なアプリケーションでした。
で、今回はハードやプラットフォームからの見方として面白かったのは、3人や和蓮和尚が「地上波放送はあって当然」という考え方をされているのが興味深かったです。
あと、岡本氏は地上波のコンテンツを指して「多くの人が関わって資金を投入してクリエイティブを作っているので、当然品質は高いコンテンツである」という言われ方をしていたので、地上波放送があってそこにどうやってネット的な考え方や情報を付与していこうか、という発想のようでした。
インターネッツ界隈では広告費の推移や放送業界の変化のスピードを指して「テレビは時代遅れだ」とか「テレビはネットに取って代わられる」とか言う人がいますが、家電メーカーと放送局と広告代理店が戦後50年以上かけて作り上げてきた日本の地上波放送のスキームは、多少のことでは揺らがないということを改めて感じた夜でした。